1988-05-12 第112回国会 参議院 文教委員会 第9号
これまで共通一次が行われます前からも、先生御承知のように各種の受験雑誌等を見れば、そこの段階で、この大学は偏差値ならばどれからどれぐらいの人がこの学部なら幾つだというようなことがずらっと並んでおるわけでございまして、そういう形のものができ上がってきてしまっておるということでございます。
これまで共通一次が行われます前からも、先生御承知のように各種の受験雑誌等を見れば、そこの段階で、この大学は偏差値ならばどれからどれぐらいの人がこの学部なら幾つだというようなことがずらっと並んでおるわけでございまして、そういう形のものができ上がってきてしまっておるということでございます。
○政府委員(阿部充夫君) いわゆる序列化の問題につきましては、いろいろな見方があると思いますけれども、私は共通一次という形のものが従来の序列というものをかなり、何と申しますか、顕在化させたという意味での影響があったと思っておりますけれども、共通一次のあるなしにかかわらず、現在例えば私学につきましても、某々受験雑誌等によれば、全部ここは何点の大学、ここは何点の大学とはっきりと序列ができ上がっているというような
もちろん大学入試センターにおきましては、全受験生の点数を先ほど申し上げましたような配点基準に従って採点をするわけでございまして、一部の受験雑誌等に推定をされております点数が、先ほど申しましたようなもちろん全数の受験生ではございませんし、さらに受験生の自己採点のところが先ほど特に申し上げました枝間のところについて差異が出てくるということでございまして、最初に御答弁申し上げましたように、そういうような不安
先生が、これは多少時間がかかるかな、こうおっしゃっつておられましたが、解答不能の問題でなく、現に市販の受験雑誌等におきましては、これに対して模範解答が示される、こういうふうなものでございまして、決して解答不能な問題ではないと考えております。
その内訳としまして、「(1) 受験雑誌等へのテスト問題の出題(2) 予備校講師の就任(3) 受験者の自宅指導」ということになっておりまして、いつかこういう問題がありましたとき以降、庶務部課長会議等におきまして必要なものはちゃんと手続をするようにというような指導をいたしております。
「学力検査問題に誤りや疑義が続出し、なかには当該大学教授名で受験雑誌等に掲載されたものと酷似した形の出題がなされたり、問題のろうえいや、採点の改ざんのような悪質の事故も発生し、その結果柳後措置として定員を超えて入学者を決定するのやむなきにいたった大学もあり、厳正公平であるべき入学試験の実施に関し、受験生に不安を与え、国民一般の疑惑を招き、ひいては大学に対する社会的信用を失墜させるおそれのあるような事態
しかも、その出題者は受験雑誌等に原稿を請われて出した。そしてその受験雑誌に出た問題が、三月号に出たやつが試験問題に出ている。同じ問題が出ている。そういうケースもあるわけなんですね、二、三件あるわけです。広い意味に解釈すれば、僕は職務違反、涜職をさえ広義に解釈すれば構成するんじゃないかと思う。
また、意識的に受験雑誌等に出題したものをことさら取り上げる教授や助教授等ありせば、私はその人の良識を疑いたい。その良識の問題といたしまして、これまた大学当局みずからが自主性を維持せしめる角度から厳粛に一つ考え直してもらいたい。そういうことを私は第一義的に大学当局に要望したいと思うのであります。
第二は、東京に国立、公立大学、私立大学が何校あるかということを受験雑誌等で調べてみますと、国立大学が十三あります。それから私立大学が七十五ある。それから短期大学が百二十くらいの科目を持っておるのが多分五十くらいではないかと思います。各種学校、栄養学校とか英語学校あるいはパーマ学校だとかともかくこれは二百近く載っております。